※都立中央図書館特別文庫室所蔵「東京名所之内銀座通煉瓦造鉄道馬車往復図」。画像の無断複製や二次使用を禁ずる。
馬車ラッパ/熊追いラッパ
明治15年、市内の鉄道馬車に使用された。
北海道では郵便夫が熊追用として使用した。
明治36年、市街電車の開通により地方へ移り、豆腐屋の売り声代わりに使用された。
『宮本喇叭製作所』の名称で製造。
人力車用ラッパ
主として、人力車に使用した。
四輪車用ルーカスホーン
二輪車用ルーカスホーン
単ラッパ
フランスのシトロエン車のフロントガラスに取り付けた直線的なラッパがあり、簡単であったため単ラッパと呼ばれた。
ボアホーン
ボア―とはウワバミ(大蛇)を意味し、大正中期にフェンダー(泥除)の上に蛇のように長く這わせて1つの装飾とされた。
PH(英国)型
電気ホーン
軍用車・普通車に採用され、TONHONの名で売り出した。
長筒形低音ラッパ
昭和27年以降乗用車、トラック等に使用されていた。
リヤカバーと筒の部分の塗色を変化させツートーンとし、東南アジア方面の輸出向けとして好評であった。
平型ホーン
渦巻型ホーン
戦前~戦中~戦後と激動の時代に会社を支え続けた四代目宮本庫治は次の言葉を残している。
「私腹一点張りで、私利私益のみを計る人間では、会社、法人を経営する資格なきものであろう。
世の中は公益人になることによって、個人の幸福と社会の幸福、平和が成り立つようにできており、それに向かって歩んでいるように思われる。」
宮本警報器株式会社
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